鼻にきびの基礎知識本文へ

鼻にきび

鼻にきびの基礎知識

鼻にきびの原因と発症メカニズム

一般的に、小鼻や鼻頭をはじめとした鼻の周辺部(鼻下など)に発症するにきびを総称して鼻にきび≠ニ呼んでいます。

場合によっては、鼻の内側(穴の中)ににきび≠ェできることもあり、外側に比べると治療が難しいケースも多いようです。
にきびができる原因を知ろう!
まず最初ににきび≠ェできる原因を知る必要がありますが、下記に挙げた3つの原因が大きく影響していると考えられています。

原因1:過剰な皮脂分泌!
原因2:毛穴の詰まり!
原因3:アクネ菌の増殖!

そのため、思春期に入るとにきび≠ェ出来やすくなるのは、成長ホルモンによってホルモンバランスが乱れるために、皮脂分泌が活発化するためだとする説が有力です。
鼻にきび発症のメカニズム
鼻は思春期に入ると、特ににきびが出来やすい部位であると言われています。

それはなぜか・・・?

これは、鼻が顔の中でも特に皮脂分泌量が多く、紫外線等の外的刺激にもさらされやすい部位だからです。

もともと鼻は他の皮膚に比べ、比較的、毛穴が大きく皮脂や老廃物等や詰まりにくいと言われていますが、手で鼻を触ることで細菌がついたり、紫外線等の刺激や油分の多いファンデーションを使用することによって、角質が厚くなってしまうことが多々あります。
紫外線対策
角質が徐々に厚くなってしまうと、肌のターンオーバーも遅れ、さらには、鼻はもともと皮脂分泌量が多い部位であるだけに毛穴が詰まりやすくなってしまうのです。

そこに、皮脂を好み酸素を嫌うアクネ菌が増殖すると、にきびの初期段階にあたる白にきびや黒にきびが悪化し、ぷっくりと赤く腫れあがった痛みを伴う赤にきびや、膿をもった膿にきび≠ヨと進行してしまうことも珍しくはありません。

以上が、鼻にきびの典型的な発症メカニズムです。

※注:にきびの発症メカニズムが完全に解明されているわけではありません。

ちなみに、先にも説明したとおり、ホルモンバランスの崩れがにきび≠ノ影響していることから、女性の場合は特に生理時に鼻にきびが出来やすくなる方も多いようです。

これは、生理前に入ると男性ホルモンと似たような働きをするホルモン(黄体ホルモン)が活発化するためだと考えられます。


鼻のにきび予防&治療法

思春期に発症するにきび≠ヘ、成長ホルモンによるホルモンバランスの崩れが大きく関係していることから、時期が来れば、しだいにその数は減少し、にきびの出来にくい肌状態へと戻るのが通常です。

これは、鼻にできるにきび≠燗ッ様のことが言えるため、基本的には毛穴を詰まらせないケアが鼻にきび予防・治療に欠かせない重要なポイントになってきます。

したがって、皮脂量が特に盛んな鼻については、こまめな洗顔を常に心がける必要がありそうです。
洗顔の注意点
ただし、過剰な洗顔は、肌本来が備えている油分を取りすぎてしまい、それを補うため、かえって皮脂が多く分泌されるという悪循環に陥ってしまう恐れもあるので、洗顔のし過ぎには気をつけなければなりません。

そこで、洗顔料を使った洗顔は、朝と夜(あるいは帰宅後)の2回程度(状態によっては朝昼晩の3回)に抑えた方が良さそうです。

※どうしても皮脂のべたつきが気になるようであれば、洗顔料を使わずにサッと水洗いするのもよいでしょう。水洗いするだけでも肌はスッキリします。


豆知識:生理前はにきびができやすい?

生理前になると、なぜかにきび≠ェ出来やすい…といった女性の方は少なくないようですが、これはホルモンバランスが大きく影響していると考えられます。

女性には生理周期というものがりますが、生理前になると一時的に女性ホルモンが乱れます。

エストロゲン
卵胞ホルモンとも呼ばれ、思春期以降、分泌は増えるが生理周期に応じて濃度が変化する。プロエストロゲン同様、体内の維持に必要なホルモンとされ脂線の働きを抑制する作用がある。
プロエストロゲン
黄体ホルモンとも呼ばれる生理前後に増加するホルモン。皮脂の分泌を促進したり体温を上昇させる作用がある。

生理前後は、主にこの2つの女性ホルモンが崩れることにより、一時的に皮脂量が盛んになるため、にきびが出来やすくなると言われています。

また、肌荒れなどのトラブルも起こしやすい時期なので、余分な皮脂はにきびのもとですが、水分保持にも十分配慮する必要がありそうです。

ちなみに、生理前にきびが悪化するような女性は、エストロゲン製剤で症状の改善が見られることもあるようなので、一度、専門医に相談してみるのも良いでしょう。